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フィラデルフィア 1

フィラデルフィアと聞くとどんなイメージを持たれるでしょう?

私はと言うと…

トム・ハンクスの映画「フィラデルフィア」とクリームチーズの銘柄と田舎っぽい地名ってところだったでしょうか。

フィラデルフィアはアメリカの建国の地だからということで息子は何度か訪れているようで、ある時などは行きたかった時がローマ法王と訪米と重なり、全くホテルが取れず断念とか聞かされておりました。

こちらの美術館はアメリカトップ3とかで、ワシントンナショナルギャラリーを凌ぐのかいな?

それじゃあ、一度は行かねば!というわけで行ってきました。

美術館は下調べでは売りってものがあるようではないが、出かけてみると素晴らしい美術館でした。日本人好みの作品群ではないかも知れないけれど、タペストリーの数々も圧倒されました。

残念ながら、ロッキーでおなじみのロッキーステップの階段は工事中で駆け上がって、「ウォー!」っとはやれませんでした。(笑) ←若者でもかなりキツいらしいです。

ロッキーの像のところでは黒人のおばちゃんにリズム良く乗せられ、全員で写真を撮ってもらうことになり、結果チップを要求されました。日本人の観光客、ヤラレタな。ま、いっか。

美術館界隈はすごく爽やかで気持ち良いところでした。

でも息子が言うにはあまり治安が良いとは言えないと。汚らしくごちゃごちゃ見える中華街が最も安全だとかいう噂。

忘れてた。門外不出のバーンズコレクションのギャラリーにも行きました。バーンズ氏のマチス、スーラ、ルノアールセザンヌ、etc、etc…彫刻、調度品などなど、膨大なコレクションで朝から脳貧血起こしそうでした。

目が覚めてテレビつけたら元ジャリズムの

目が覚めてテレビつけたら元ジャリズムの渡辺が桂三度として虹って題で落語やってて相変わらずアホな人の喋り方面白いと思って他のチャンネルで元おニャン子の城之内早苗が豆桜っていう演歌歌っててどちらも懐かしくてなんだろうこの一人朝からリバイバルブーム到来。ジャリズムおニャン子昭和

日常日記 2017年4月20〜23日 4月の老母ショートステイ始まる 『ムーンライト』「証言拒否 リンカーン弁護士」

20日(木)晴れ

8時頃目覚めてしまい、諦めて8時半に起き出す、一緒に降りてきたマルに餌

洗濯して、老母と朝食、老母にはハムチーズトースト、僕は塩バタートースト

ちょっと新聞読んでから洗濯物を干す

PC立ち上げて日常日記を書く、10時半にスーパーサカガミへお買い物

きょうの料理」見てから、昼食の準備して、12時50分頃に食べ始める

本日の献立は、豚肉新生姜焼 千切りキャベツ添え、ほうれんそう胡桃味噌和え、叩き胡瓜梅胡麻紫蘇和え、油揚/豆腐/玉葱/えのき茸の味噌汁、新生姜と新牛蒡の炊込みご飯、サカガミの糠漬

2時40分頃家を出て、野方駅前のコーヒー屋さん 無垢 で1時間強打合せ

急いで帰宅してコロを散歩に連れて行き、戻って洗濯物をとりこみ、クスリの野方薬品に買い物に行く

6時45分頃に老母に夕食供して、付き合って7時から「プレバト」、8時から「ニッポンに行きたい人」応援団、9時から「きょうの料理」はご贔屓の大原千鶴先生

夕食は、老母夕食用につくった鶏肉/ソーセージ/木の子の中華風炒め、関東風玉子焼、サカガミのポテトサラダ、昼の炊込みご飯と味噌汁

10時にPCいじりながら、「櫻井・有吉のTHE夜会」から「報道ステーション」、ニュース、スポーツニュース、「じっくり聞いタロウ」など見て、2時半頃ベッドに入って就寝

21日(金)曇ったり晴れたり

9時頃起床、一緒に降りてきたマルに餌上げて、姉と一緒に老母をデイサービスに送り出す

コロに餌あげて、新聞読んで、「ノンストップ」V6坂本One Dish、昼食の準備して、「3分クッキング」見ながらご飯食べる

独りなので、簡単も、焼いた甘塩鮭、関西風玉子焼、サカガミの糠漬、温め直した白いご飯一膳と新牛蒡・新生姜の炊込みご飯を一膳

12時半からマルとお昼寝、2時半頃昼食のお片付け、お茶の準備をしていると姉が来て、3時20分頃老母帰宅で珈琲淹れてお茶タイム、姉はコロ散歩

老母夕食は姉がケアしてくれる日なので、4時半頃シャワー浴びて出かける準備して、5時40分頃家を出る

18:15@ユナイテッドシネマとしまえん ♯9 『ムーンライト』MOONLIGHT http://moonlight-movie.jp/

非常に面白かったし、ヴィヴィッドで繊細な映画で良かったけど、鑑賞後感としては残念な気持ちが強かった

ネタバレで書きたいので、感想は最後尾に書きます

ご覧になっていない人は、読まない方が良いと思います

観終わってまだ8時半前だけど、本日は1本で終えて帰宅します

が、途中で夕食、まだ9時前だから色々なお店がやっていますが、ここのところハンバーグが食べたくて、たまに行くこのお店にしました

Steak & Grill Dining Arai アライ https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132102/13117533/

メニューを見ながら迷いに迷って、牛リブステーキ150g×ハンバーグ150g にやっと決定

イタリアンサラダ、セットを付けてコーンクリームスープ、メインに付いている温野菜、ご飯、追加でハンバーグに目玉焼トッピングで

暫くぶりに食べるのですっかり忘れていたけれど、ここのハンバーグはナツメグが効いているスパイス強めで僕の好みとはちょっと違うかも、でもステーキもハンバーグも美味しくいただき、また来ると思います

10時前に家に着き、NHKニュースから「報道ステーション」、「スポーツウォッチャー」、「孤独のグルメ

などを見ながら、PC立ち上げて「僕の観たい映画表」更新したり、映画ノート書いたり、日常日記を書いたり、3時前に日常日記をUPして、燃やすゴミ出しして、寝る準備して就寝

22日(土)曇り後雨

10時半に起き出してマルに餌、近所の魚屋さん 魚清に昼飯の食材を買いに行く

戻って来て、米研いで、「3分クッキング」見て昼食の準備

本日の献立は、魚清で買ってきた 生キングサーモンのグリル フレッシュレモン&醤油、ソーセージと春キャベツを炒めて中村屋の缶タンドーリチキンを炒め込んだカレー風味、胡瓜の胡桃味噌胡麻和え、サカガミの糠漬、具沢山の味噌汁、炊立てご飯

メレンゲ」見終わってお片付けして、2時半から1時間ほどマルとお昼寝

4時ごろ姉が来て老母とコロを連れて散歩に行ってくれ、老母帰宅で珈琲淹れてお茶タイム

5時過ぎにスーパーサカガミに買い物行って、戻って来て6時から「ミュージックフェア」見て老母の夕食

7時前に供して、付き合って「国別対抗フィギュア女子」を見る

9時過ぎから読書、10時半頃「証言拒否 リンカーン弁護士」上巻を読了して、そのまま、サカガミの焼鳥、キャベツ、茹で空豆で白州ソーダ割りを飲み始めて、下巻を少し読み継ぐ

〆は野菜と玉子入り サッポロ一番塩ラーメンつくって、テレビ付けてザッピング見しながら美味しくいただく

「世界さまぁリゾート」見てから再び読書、下巻はほぼ一気読み、面白くて止められず2時半頃読了

マイクル・コナリー「証言拒否 リンカーン弁護士」THE FIFTH WITNESS [講談社/講談社文庫]

http://bookclub.kodansha.co.jp/product?isbn=9784062933216

現代アメリカの大きな問題の一つである、不動産差し押さえをモティーフにした法廷推理サスペンススリラーミステリロマン

仕事に窮したリンカーン弁護士が新たに飯のタネに営業し始めた案件が、不動産を差し押さえられた家の持主を代行して銀行と対する業務

しかし、そんな家の持主の一人が対抗する銀行の役員を殺害した容疑で捕まってしまい、リンカーン弁護士は無実を訴えるクライアントのために法廷に立つことになるのだが・・・・

面白い、入りは割と普通だけど、次第にスリルとサスペンスが増していって、下巻はほぼジェットコースター様になっていきます、そして最後がまた気が利いていて面白い

高校時代に「ペリー・メイスン」シリーズに嵌った僕は、弁護士が勝つ法廷サスペンスミステリが大好きで

そう考えてみると、この「リンカーン弁護士」シリーズは久方ぶりに登場した、弁護士勝つ型の法廷サスペンスかも

ちょっと前に、ジョン・グリシャムが著した一連のリーガルサスペンスものはあったけど、あれはまたちょっと違うんだよなぁ、勿論あれはまたあれで面白いけどね

ということで、「ペリー・メイスン」がお好きな方には絶必でお勧めします

夕食のっ片付けして、読書ノート書いて3時半過ぎにベッドに入って就寝

23日(日)晴れ 老母ショートステイDAY1

10時半に目覚める、階下で姉妹と老母がやり合っている様子が聞こえる

本日から長めの2週間に亘る、老母の4月ショートステイです

ようやく姉妹が母を連れだすことに成功したようなので、11時前に階下に降りていく

一緒に降りてきたマルに餌やって、新聞読み始め、11時半に「男子ごはん」

お土産にもらった韓国の海苔とアーモンドのスナックでビール飲み始め、空豆茹でて、温め直し新牛蒡/新生姜の炊込みご飯、〆は小イクラ/紫蘇/胡麻丼にカップみそ汁海苔 で独り昼食を終了

「鑑定団」「楽天VSソフトバンク」見ながら、「僕の観たい映画表」今週の更新終了

3時半から1時間マルとお昼寝して、起き出してシャワー浴びてからコロを散歩に連れて行く

夕食食べがてら、高田馬場芳林堂書店で本でも眺めようと家を出る、電車内でアン・クリーヴス「水の葬送」を読み始める

先に食事しようと、芳林堂のあるF1ビルに地下から入りレストラン街に

「男子ごはん」のせいでミックスフライか、じゃが芋のコロッケが食べたくて、名店の一つ とん久に行ったら、店前に何人か待っているので、すぐに断念、しょっちゅう行く2階のこの店に入る

キリンシティ高田馬場店 https://tabelog.com/tokyo/A1305/A130503/13124525/

キリンシティは手軽に、色々なジャンルの好きなもので独り飯出来るの非常にコンヴィーニエントでよく行きます

その中でも最も回数が多いのが、この高田馬場店ですね

ということで、本日の食べたい物は芋コロッケかミックスフライ系なんですが、果たしてキリンシティにあるでしょうか? とメニューを矯めつ眇めつする

本日の気分に合うものとしては、・・・・・・、おおありました、スプリングラムのメンチカツ、美味しいかどうかは食べてみないとわかりませんが、美味しそうな感じ

後は芋コロッケが無いので代わりにポテトサラダ、後はいつも頼む野菜スティック、茹で上げ小かぶ、〆はピザマルゲリータ

で、ビールはハートランドブラウマイスターを一杯ずつ

ラムメンチは非常に旨かった、これで本日の気分としては満足して食べ終わりました

で、一階上の芳林堂書店に上がろうとしたら、もう「ホタルの光」が流れている、あれっ、おかしいね、こんなに早く終わる? そう、今日は日曜日で営業時間が短いのでした

書店内を回遊したかったので、目的が果たせないのなら、と、一歩も足を踏み入れず帰ることにしました

ただ、キリンシティでご飯食べるためだけに、家出てきた感じになってしまいました

サカガミとセブンイレブンに寄って買い物して、9時半過ぎに帰宅

9時50分から「サンデースポーツ」、ニュース&スポーツニュースをザッピング見

珈琲を淹れて、セブンイレブンで買ってきたイタリア栗のモンブランを美味しくいただきました

1時半からちょっと読書、「水の葬送」を読み継ぐ

2時過ぎにベッドに入って、3時頃就寝

『ムーンライト』の感想です

開巻、麻薬を取り仕切る売人ファン(本作でアカデミー賞助演男優賞受賞のマハーシャラ・アリが好演と言うだけでは済まされない印象的な演技を見せる)が見回りで手下を見に来る

このシーンは、最初はわからないけどかなり重要なシーンで、中盤主人公シャロンの母ポーラがボーイフレンドと共に麻薬を買いに来るシーンに繋がり、果ては成長したシャロンによる反復のシーンの伏線となる

草むらを走ってくる何人かの姿を俯瞰でとらえるショット、少年たちが走って来て、最初の少年が網塀の破れから入ってくる

少年たちは遊んでいるのかと思うとそうではなく、最初の少年が必死に逃げていることがわかる

そして廃屋のある部屋に逃げ込み隠れていると、運命の人ファンがやって来てシャロンを食事に誘う

とにかく、ルックが素晴らしい、まるでフィルムを観ているかのようなヴィヴィッドなルックが瑞々しくてそれ自体がロマンティックである

少年は一言も喋らず仕方なくファンは自宅に連れていき、妻(なのかパートナーなのか)テレサシャロンを委ねる

翌朝ファンはやっと聞き出したシャロンの家に彼を連れて行くが、シャロンの母はファンを見て気分を害す

この巻頭の滑らかで繊細なストーリーテリングが素晴らしくて、この後の展開に大きな期待を抱く

久々によく出来た、映画的感興に溢れた青春映画もしくはビルドゥングスロマンを観ているという感覚が僕の全身を覆う

章立ても効いていて、ドライヴ感のあるアメリカ現代文学を読んでいるような感触もある

最愛の人ケヴィンとの出会い、そして初めてのセックスもセンシティヴな空気感満載で通過儀礼の雰囲気満載と快調に進んで行く

起承転結の転に当たるパートは、まあある程度読めるし、ある部分は予定調和な感触もあるけど、まあ仕方ないよね

問題は絡げ方、締め方でしょう

この映画の最初に感じた不満は、第2章から最終章に一気に飛んでしまうことでした

あのか細かったシャロンは、かつて尊敬した父とも敬うファンのようなマッチョな麻薬を取り仕切る売人に伸し上っている

そんな勝ち取った偽りの身分にどこか寂しさを覚えているシャロンは、ケヴィンから突然電話をもらう

そして彼に会いに行く、彼が料理をつくり、客を迎えるダイナーへ

そして料理をつくってもらい、食べ、ワインを飲み交わして、初めてケヴィンが結婚し子供を持っていることを知らされる、動揺するシャロン

ケヴィンの家へ一緒に帰り、二人で静かに語りだすと、かつて海辺で情を交わした初めての夜の話題になる

ケヴィンと肌を触れ合わせたあの夜以降、誰とも触れ合っていない

えっ、それってマジですか? ここで僕は鼻白んでしまい、一気に現実世界に引き戻されてしまいました

観た人の多くはここら辺りで、この映画がピュアなラヴストーリーであると確信する訳です

そこで深く感動する人もいるでしょう、でも僕はこのリアリティの無さにもう萎えてしまいました

この映画の送り手たちは、単なるピュアなラヴストーリーを創りたかったのでしょうね

だから、彼が変貌して生きながらもケヴィンだけを胸に秘めて、表の顔であるマッチョな売人になるべく成長していく第3章を始めから入れる積りが無かったのでしょう

しかし、スラムで麻薬中毒の母と幼年期を過ごした少年が生きていく話としては余りにもお粗末な絡げ方だと、僕は思ってしまいました

ケヴィン以外に心寄せる男性はいなかったのか? 愛への渇望すら持っていただろうシャロンに他に愛する人は現れなかったのだろうか? マッチョを演じるに当たって同性愛であることをいかに秘して生きて来たのか? それは相当の大変さであっただろうし、時には周囲の眼をごまかすために女性と付き合わざるを得ない時もあっただろう

この物語に僕は付いていけなかった、リアルを感じなかった

なので、映画としては素晴らしいと思ったし、特に中盤までは非常に好感が持てたけど

結末まで観て、これは決して高く評価出来ないし、フェイヴァリットな映画にもなりえないなぁ、と結論づけた次第です

ということで、非常に残念な創り上がりの映画でした

どちらの性別から見ても、結婚は既にメリットが薄い

メリット・デメリットや、コストとリスクを勘案したら、どちらの性別から見ても結婚はあまりお得ではなくなった気がする。何がなんでもしないといけないものでもなくなった。

人口比としては男女比は、出生数は生物学的には105:100と言われている。

つまり戦乱や飢饉や疫病がないならば、産まれた瞬間に男性の方が余ることが確実なのが人間という生物の基本条件になる。

実際の日本の人口比は、女性の方が事故死や病死が少なく、かつ寿命も長いので、全体では女性の方が3%ぐらい多い。20〜40代だと男性の方が2%ぐらい多いようだが。

出産適齢人口比だと、昔は男性の方が倍ぐらい居た。

男性の適齢期を、就職した歳から子供が成人するまで現役でいられる歳だと考えると、昔は就職が早かったし、いったん就職したら永年雇用だったので、20〜40歳の男性のほとんどが適齢期扱いになる。

昔の医療技術だと高齢出産(初産)は難しかったので、女性の適齢期を20〜30だと考えると、適齢人口の男女比は2:1になるので、女性が余ることは滅多になく、男性は常に余る可能性が高かった。

故に昔の男性はみな必死で結婚レースを走らないといけなかったし、それでも生涯未婚や一回離婚したらそのまま非婚が多かったので、今さら男性の未婚がどうこう言ってもリアリティがない。

現代で問題になるのは女性の未婚。

20世紀の常識だったら、女性側が余ることは滅多に有り得ないことだったので、気にする必要はなかったが、今だと女性も普通に余る。

結婚(出産)適齢人口としてカウントされる男性は、一定以上の収入を安定して稼げる人なので、就職のスタートが遅くなり、かつ非正規雇用が増えている現代だと、適齢人口の男性が減っている。

かつ医学の進歩により、30代後半が初産でも特に問題なく産めるようになってきているので、女性の適齢期は伸びている。

つまり適齢期人口の男女比が近づいてきているので、男性が未婚だったら、反対側の女性も未婚になる確率が高くなってきている。

20世紀前半までは、先進国が直接戦争していたし、飢饉の状況もあったし、伝染病の流行で大量に人が死ぬこともあった。19世紀以前だと尚更。

そういう状況だと、男性人口だけ大きく減る場合がある場合があり、肉体労働が多かった時代に働き手の男性が減ると、女性を扶養出来なくなった。

そのため昔は、女児の間引き、少女の遊郭への売却、成人女性の魔女狩り、老女の姥捨てといった風習が世界中にあった。扶養し得ない女性人口は削除されていたので、未婚女性が大量に出ることは有り得なかった。

今は機械が力仕事をしてくれるから女性でも稼げるし、間引きや人身売買や魔女狩りは出来ないので、女性を扶養し得る男性が減った場合は、未婚女性が大量に出る。

結婚というシステムが、夫が妻子を扶養するシステムであるならば、十分に稼いでいる男性の人口が少なかったら、婚姻数は減少する。

十分に稼いでいる、の基準が曲者で、よっぽど好景気だった時代を除けば、今の男性は昭和時代よりむしろ多く稼いでいる。

しかし女性側の収入も伸びているので、女性よりも収入が低い男性は結婚対象外だとカウントすると、十分に稼いでいる男性は、適齢人口のうちの2〜3割ぐらいしか居ないと思われる。

つまり夫が妻子を扶養するシステムとしての結婚は、既に破綻していると言える。

男性は元から余ると決まっているし、男性は扶養される側ではないので、男性が生涯未婚でも大した問題ではない。昔から状況はあまり変わっていない。

大きく問題になるのは、過去に前例がない生涯未婚女性人口の増加であり、女性に気を遣い過ぎてその事実に触れないでいると、むしろ問題を深刻化させてしまう。

日本以外の先進国は、戦後何十年もかけて少しずつ女性の社会進出を図ってきたので、急激な生涯未婚女性人口の増加にはならない。

日本の場合は、多過ぎる人口の塊の団塊世代の雇用を守るために、団塊世代が現役のうちは女性に社会進出をさせなかった。

団塊世代が定年になった途端に急に女性の社会進出をやり始めたので、急に非婚化・少子化が問題になってきている。

団塊世代の半分ぐらいが寿命になるまでは、現役世代は女性もとにかくフル稼働して老人を養う財源を作らないといけないので、現代女性に結婚に費やす時間や労力はないだろう。

老人を養うために、自分自身を養うのは我慢しないといけないわけで、そのインパクトは元からフルタイム労働していた男性側よりも、これから生涯フルタイム労働になる女性側の方に影響が大きい。

つまり未婚女性と既婚女性、キャリア女性と非キャリア女性の間の格差が大きく開くことになる。今後の社会問題は男女差別よりも、女性間格差になるはずだが、たぶん誰も公式にはそうとは言わないだろう。

問題が大きくなり、問題があるにも関わらず誰も真剣に取り上げないことにより、世の女性達には不満が溜まる可能性が高くなる。

そういう社会状況になった場合に、悪いのは既存の男が仕切っている政治である、という旗印を掲げて女性議員が立てば、爆発的に女性票を獲得出来る可能性がある。そうなれば自民党政権などあっさり引っくり返るだろう。

だがしかし、出てくるのが蓮舫や小池のような口だけで実力がない政治家なので、一瞬ガス抜きしただけで終わってしまう。

逆に言うと、蓮舫や小池のようなダメな女性政治家を好きなように泳がせておけば、女性票は行き所が無くなって失速するので、自民は不動の与党のままでいられる。

だからダメな女性政治家は敢えて掣肘せずに、好き勝手やらせておく方が選挙戦略としては正しい。

あの男が未婚の理由と、その先で待ち構える問題